かわさと歯科医院 TOP > インプラントのための歯周病治療 > 歯周病説明①
- ・虫歯と同じほど良く見られる病気がもうひとつあることを?
- ・この病気の徴候は気付かれないことが多い為、治療を受ける前にかなり強い損傷を受けている場合があるということを?
- ・40歳以降は虫歯よりもこの病気で失われる歯の方が多いということを?
- ・この病気は予防することもあるいは治療することも可能であるということを?
※この病気は非常に良く見られるのでほとんど 全ての大人が罹っているということを?
もしご存知なら、ここで読むのを止めてもいいですよ!
歯の支持組織は歯肉と顎骨、歯根膜です。
歯根は歯根膜で顎骨につり下げられています。
歯根膜は歯根の表面と骨の表面に付着しています。
歯肉は顎骨を被い、歯は頚部の周りに硬い「カラー」を形成しています。
歯と歯肉との間には「歯肉溝」と呼ばれる小さな隙間があります。
歯肉は口の中で見ることが可能である支持組織の一部です。
ここは歯周病が最初に発生する場所です。「歯肉炎」は歯肉に限局した炎症に対する専門用語です。
歯肉炎がより深く歯牙支持組織中に進行したときに、骨吸収が起こりその時点からこの病気は歯周炎と呼ばれます。
歯周炎の徴候の一つは歯がぐらぐらと動揺し始めることです。
健康な歯肉は淡いピンク色で硬く‘オレンジの皮’のような表面構造をしています。
健康な歯肉は出血しません。
炎症を起こしている歯肉は赤く、しばしば"かがやいて"います。
炎症は常に乳頭と呼ばれている歯間歯肉部で始まり、そして徐々に広がります。
炎症を起こしている歯肉は特にブラッシング時に簡単に出血をし、そして時々傷つきやすくなります。
図は歯肉辺縁の細菌膜(プラーク)を示しています。
その周りには歯肉の炎症があります。
歯の表面には持続的に形成される細菌膜があります。
細菌は唾液の中に存在し、すべての人に見られます。
プラークは歯の表面に形成され、プラークからの毒素が歯肉の中に侵入していきます。
このように歯肉辺縁部付近に残った多量のプラークが炎症を引き起こすのです。
細菌膜は歯と同じ色なので、見ることは非常に困難です。しかし、それは柔らかいのでブラッシングで除去できます。
もしプラークが除去されていないなら、石灰化して固くなり始めます。そして歯石(ターター)が形成されます。
新しく柔らかいプラークはざらざらした歯石上にすぐに形成されます。そしてこれは炎症を進行させる原因となります。
ちょっと次の写真を見てください。

- (1)上顎前歯の写真です。
この患者さんは歯肉に炎症を起こしています。プラークが歯頚部の周りに付着しています。

- (2)同じ患者さんにプラーク
を赤く染めだす錠剤が与えられました。その結果プラークをより簡単に見ることが出来ます。

- (3)下顎前歯の裏側の歯石の写真です。








